歴史的建築物調査
◆平成21年度実施
旧永山武四郎邸 新棟(旧三菱興業セメント(株)札幌寮)
歴史建築物保全予備調査 -旧永山武四郎邸 新棟- 平成22年2月
はじめに
「木端会」は、北海学園大学工学部建築学科卒業生の同窓の集まりとして、昭和58年8月に設立したもので、現在、3,700名を超える会員を有し、建物の設計・施工の建設業界をはじめ、商業や行政など様々な分野で活躍しています。
同会の目的は、会員相互の親睦と交流を図り母校の発展に寄与することを主眼としていますが、長らく、会員の有する建築の専門性を活かした「同窓会活動を通じての社会貢献」について模索を続けてきたところです。
今回、その初めての試みとして、札幌市の開拓の歴史にゆかりの深い『旧永山武四郎邸新棟(旧三菱興業セメント㈱札幌寮)』の老朽化等の状態調査をさせていただきましたことは、非常に大きな喜びであります。
当日は、あいにくの雨にもかかわらず11名の参加を得て、先輩、後輩、現役の学生が2つのグループに分かれ調査を行いました。また、調査後、数回の編集会議を行い、今回の報告書として取りまとめました。この報告書が、これからの『旧永山武四郎邸新棟』の保存に少しでもお役に立つことができれば幸いです。
今後も、このような活動を通し、同じ大学、学科で学んだ先輩・後輩の絆を深めるとともに、建築を学ぶ者として、我々に出来得る“小さな社会貢献”を続けて行きたいと思います。
最後になりましたが、今回の調査にあたり、快く機会を提供してくれた札幌市観光文化局文化部の國崎文化財課長をはじめ、多くの関係部局の方々に、厚くお礼申し上げます。
平成22年2月1日 「木端会」会長 白鳥 健志
◆平成24年度実施
旧陸軍北部軍司令官官邸(現つきさっぷ郷土資料館)
歴史建築物保全予備調査 -旧陸軍北部軍司令官官邸(現つきさっぷ郷土資料館)- 平成28年3月
はじめに
「木端会」は、北海学園大学工学部建築学科卒業生の同窓の集まりとして、昭和58年8月に設立したもので、現在、3,900名を超える会員を有し、建物の設計・施工の建設業界をはじめ、商業や行政など様々な分野で活躍しています。
同会の目的は、会員相互の親睦と交流を図り母校の発展に寄与することを主眼としていますが、長らく、会員の有する建築の専門性を活かした「同窓会活動を通じての社会貢献」について模索を続けてきたところです。
今回、その2回目の試みとして、札幌市の開拓の歴史にゆかりの深い『旧陸軍北部軍司令官官邸(現つきさっぷ郷土資料館)』の老朽化等の状態調査をさせていただきましたことは、非常に大きな喜びであります。
当日は、9名の参加を得て、先輩、後輩、現役の学生が2つのグループに分かれ調査を行いました。この報告書が、これからの『旧陸軍北部軍司令官官邸(現つきさっぷ郷土資料館)』の保存に少しでもお役に立つことができれば幸いです。
今後も、このような活動を通し、同じ大学、学科で学んだ先輩・後輩の絆を深めるとともに、建築を学ぶ者として、我々に出来得る“小さな社会貢献”を続けて行きたいと思います。
最後になりましたが、今回の調査にあたり、快く機会を提供してくれた札幌市観光文化局文化部の北村文化財係長をはじめ、多くの関係部局の方々に、厚くお礼申し上げます。
平成28年3月1日 「木端会」会長 白鳥 健志